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おさかなフーズの歴史

- History -


当社が本社を置く「下関」は、本州の最西端に位置し、古くから交通の要衝として栄えてきました。

西日本で有数の海上物流の拠点でもあり、3方を海に面している地理的条件から、水産都市としての歴史も古く、下関漁港はかつては遠洋底引き網漁業、以西底引き網漁業、さらには商業捕鯨の基地でもあった事から、全国有数の水揚げ港として栄えていました。

しかしながら、200海里時代の到来に伴い、遠洋漁業は諸外国の水域から撤退を余儀なくされ、また、商業捕鯨もモラトリアム決定により中断されるなど、市内から遠洋漁業の灯が消え、街の勢いは失われてしまいました。

曾祖父の下瀨勇治が創業した水産加工製造業は、下関漁港で水揚げされた魚を「塩蔵・塩干」からスタートし、魚を美味しく・長期保存してお召し上がりいただけるかをテーマにさまざまな角度より加工技術を追求、3代に渡り珍味製造業の草分け的存在でありましたが、2001年(平成13年)その歴史に幕を閉じました。 

 

当時の様子
当時の様子

当時の様子

 

おさかなフーズは、市民の台所・交流市場・ウオーターフロントとして機能強化された「唐戸市場」にて、
2006年(平成18年)に創業しました。明太子・焼ふぐ・さばみりん等の魚を販売をしている中、
「もっとたくさん・美味しく魚を食べていただきたい」こんな思いから、当時小学校に上がる前だった息子が鯛・鯨等すべての名前を「おさかな」と称して呼んでいた事、子供にも覚えて・食べてもらいたい、そう思って「おさかなフーズ」としました。

 

おさかなフーズのロゴマーク由来は、祖父が原案をつくりました。

すでに他界している為、真意は確認しておりませんが、日本の伝統製法である「塩蔵・塩干」の技術製法と新しい時代の技術製法。その両方をつなぐ企業でありたい。

それぞれの輪が途切れる事なく描かれ、その重なり合うところが当社の目指すべきポジションだと考えております。

 

また、日本の国旗「日の丸」をイメージしたデザインとなっております。

当社は、原料となる魚の調達をはじめ、広く海外企業と取引しておりますが、我々の原点は日本である事を強く意識しながら活動して参ります。

おさかなフーズの誕生・安全への強い思い


「もっとたくさん、美味しく魚を食べていただきたい」「お年寄りから子供まで、幅広い年代層に手軽に魚の加工品を食べていただきたい」そんな思いから商品製造拠点を山口県長門市に新設しました。

 

安全で安心できる商品を製造するには、「HACCPに準拠した設備の工場がどうしても必要となる」

との思いから、当時の売上に匹敵する設備投資を行い最新鋭の工場を新設し、2021年12月24日に正式にHACCPに認定されました。

 

設備・機械におきましても業界情報に目を配り毎年新規投資を繰り返しております。

現在の社屋
現在の社屋